乗り換えに翻弄された移動日

トルコ・ギリシャ

― 片道5万円の一人旅#13―

電車とバスの混成ルートでアテネへ

午前6時、まだ薄暗く肌寒い中、駅に向かう。駅構内のカフェでカフェラテと甘いパンをテイクアウトし、適当な椅子に座って味わいながら電車を待つ。移動日は毎回、1時間前行動を徹底している。出発30分前になったのでインフォメーションセンターへ行き、どれに乗ればいいのかを尋ねた。今回は乗り換えがあるため詳しく聞いたのだが、そこでまさかの事実を知らされる。
自分がネットで買ったのは 電車の乗り継ぎチケットではなく、バスと電車を組み合わせた乗継チケット らしい。電車なら駅からそのまま目的地まで行けたため、駅で買った方が正解だった。なんでもネットで予約できてしまうが、こういうこともあるので、これからは現地調達も視野に入れて旅行勘を磨いていきたい。

今日の天気は久々にどんよりしていて、薄暗い中をバスが走っていく。途中で降りた駅で電車に乗り換えるのかと思ったら、まさかの別のバスに乗り換え。理解できない状況の連続だったが、流れに身を任せてなんとなく進んでいく。途中で気づいたのは、このバスには外国人が多いということ。前回のトルコ発バスとは全然違う雰囲気で、観光客というよりギリシャ在住者の足になっている感じがした。

移動疲れにはおなじみのこれ

その後、ようやく電車に乗り換え、目的地へ。ここで見た同じバスの乗客が次々と線路をまたいで移動するなどの光景はなかなかのものだった。今回の目的地はついに待ちに待ったアテネ。言わずもがな、ギリシャの首都である大都市だ。そういえば、長距離を電車で移動するのはこの旅では初めてだった。車窓から見える何気ない田園風景でも「この景色の中にも生活があるんだよな」と思うとずっと眺めていられた。旅の終わりが近づくにつれて、こういう何気ない景色すら目に焼き付けておこうと思えてくる。

一味違うアテネの街

15時、アテネの駅に到着。駅から歩いてホテルに向かう途中、テッサロニキとは違った雰囲気に気づく。落書きが多く、ゴミもたくさん落ちていて、正直きれいとは言えない街並みだった。ホテルもこの近辺ではとても安かったため、客層もあまり良さそうではない。スタッフも人相が終わってる。とはいえアテネに泊まるのは1日だけだし、「寝れればいいや」と割り切って外へ観光に出た。
ただ、ホテルは中心部にあるため、歩いて遺跡を巡れるのはメリットだ。

歩いていて最初に感じたのは「ギリシャ感のなさ」だ。歩いている人々はインド人のような雰囲気の人が多く、店先には解体された肉がぶら下がり、スパイスの香りも漂っている。そういえば東ヨーロッパにはロマと呼ばれるインド系住民が多いと聞いたが、雰囲気が違う。どうやらここはインドを中心とした南アジア系の居住区らしい。「なるほど、そういうエリアもあるのか」と自己解決したところで、ちょうどお腹もすいてきたので軽食をとることにした。

インド人街の一角にあるサンド系の軽食屋に入り、肉と野菜のラップと2リットルの水を注文。それぞれ1ユーロで計2ユーロ。ギリシャにしては破格の安さだ。味も悪くなく満足感があったが、辛味が効いていたのはおそらくインド風アレンジなんだろう。

値段と味に満足し、腹も満たし終えたのでその足で遺跡巡りを再開した。

これで1ユーロは破格だった
アテネも同様に遺跡が町中に溶け込んでいる

コメント

  1. 名無し より:

    ポテトも入ってておいしそう!

タイトルとURLをコピーしました