人生初の陸路での国境越えさらばトルコ、そして陸路でギリシャへ

トルコ・ギリシャ

― 片道5万円の一人旅#11―

人生初の陸路での国境越え

9月22日。今日もイスタンブールは快晴だった。
日でトルコの滞在は7日目となるが、未だに雲ひとつない青空が続いている。それとも今日でお別れだ。そう、いよいよ国境を越えてギリシャへ向かうのだ。

ギリシャまでは、もちろんバス。
前に利用した巨大バスターミナルへ向かう。チケットはネットで購入済みで、勝手がわかっていたのでバス会社のオフィス探しもスムーズだった。

12時。バスが出発。
前回のカッパドキア行きのバスはトルコ人しかいなかったが、今回は様々な国の乗客がいた。おそらく同じように陸路で節約しながら旅をするバックパッカーたちだろう。ちなみに隣の席は韓国人の若い女性だった。

道中、サービスエリアに寄るが、置いていかれるのが怖くて食事をするのは控えた。余っていたトルコリラで飲み物とお菓子を買い、空腹をごまかしながら移動を続ける。

16時。国境に到着。
乗客全員でサービスエリアのような建物に入り、ガラス張りのカウンターでパスポートチェック。顔を上下左右に向けさせられ、荷物検査を受け、そして入国スタンプ。拍子抜けするほどスムーズだった。
「こんな簡単にEU圏に入れてしまって大丈夫なのか?」と思ったがここからが長かった。


国境を越えた後、車列は完全に停止。バスは扉を開けたまま、渋滞の列で立ち往生。入国する最後に車体の検問がにあるらしく、それが原因らしい。水際対策がしっかりされてるのはいいことだが、待っている身からすると周囲には何もないので外に出てもやることがない。いつ動くのかわからないのでとりあえず車内で待つことに。

待つこと2時間。ようやく再出発。
日も沈み始め、薄暗い草原を走り抜ける。スマホの電波が途切れ、「国境を越えたんだな。」
と、じわじわ実感が湧いてくる。遠くに家や建物が見え始めると、看板の文字がギリシャ語になっていた。アルファベットから急に未知の文字へ。いよいよ新しい国に入り込んだ気がした。

バスターミナルにて。トルコの野良犬もここで見納め。

21時ごろ、宿から「何時に着く?」とメッセージが届く。
まあ、予定より大幅に遅れているので仕方ない。10時間以上バスに揺られ、体が痛い。早く到着してくれとGoogleマップを何度も確認しながらひたすら待つ。この間に催促の電話もかかってきた。

23時半、テッサロニキ到着。
約12時間の移動を終え、宿へ向かう。バスに乗りたかったがこの時間は走ってないので、30分ほかけて徒歩で向かった。途中ATMで100ユーロを引き出すが、街の雰囲気が少し悪く感じ、襲われないか心配になり足早に向かった。

午前0時、宿に到着。
相部屋の寝室はすでに真っ暗で、シャワーも断念。静かにベッドに潜り込み、そのまま眠りについた。

約500kmの大移動。この旅は移動ばっかりだなあ。

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